こんにちは!勝田台駅前整骨院です。
「子どもが部活中に足をひねって、すごく痛がっている…」
「病院で痛み止めをもらったけれど、もっと薬を足した方が早く楽になるの?」
お子様がケガをして強い痛みを訴えているとき、親御さんとしては「少しでも早く、痛みを和らげてあげたい」と思いますよね。
病院ではよく、イブプロフェン(医療用では『ブルフェン』などの名称で処方される成分)という解熱鎮痛薬が第一選択として処方されます。
しかし、2026年1月に発表されたカナダの研究チームによる最新の論文では、お子様のケガの痛みに対して「イブプロフェンに別の痛み止めを追加しても、痛みを軽減する効果は確認されなかった」という結果が報告されています。
今回は、この最新研究を分かりやすく解説します!
■ 最新研究で分かった「痛み止めの追加」の実態
研究チームは、ケガで救急外来を受診した6~17歳の子どもたち(強い痛みを感じている699例)を対象に、痛み止めの効果を比較する試験を行いました。
対象となった子どもたちをランダムに3つのグループに分け、それぞれ違う薬を1回投与しました。
- イブプロフェン単独のグループ
- イブプロフェン + ヒドロモルフォン(オピオイド系鎮痛薬)のグループ
- イブプロフェン + アセトアミノフェン(医療用『カロナール』などに使用される成分)のグループ
その結果、薬を飲んでから60分後の痛みのスコアは、3つのグループすべてで大きな差(有意差)は認められませんでした。
研究の要点
- 効果の差はなし: イブプロフェン単独と比べ、アセトアミノフェンやヒドロモルフォンを追加しても、60分後の痛みの和らぎ方に明確な違いは見られませんでした。
- 強い痛み止め(オピオイド)の追加で副作用が増加: ヒドロモルフォンを追加したグループでは、イブプロフェン単独のグループと比べて、吐き気などの有害事象(副作用)の発現割合が約4倍に増加しました(※アセトアミノフェンを追加したグループの有害事象割合は、イブプロフェン単独とほぼ同等でした)。
今回の研究では、イブプロフェンにアセトアミノフェンやヒドロモルフォンを追加しても、60分後の痛みをさらに軽減する効果は確認されませんでした。特に強い薬(オピオイド)を追加した場合は、副作用のリスクが高まることが示されています。
【引用・参考文献】
* メディカルトリビューン(Medical Tribune)『小児の筋骨格系疼痛、鎮痛薬の追加は無益』(2026年1月13日掲載)
* JAMA (Journal of the American Medical Association) 2026年1月8日オンライン版
■ 薬だけに頼らない!ケガをしたときの応急処置とケア
ここまで紹介した研究は「痛み止めを追加する効果」について調べたものです。一方、ケガそのものの回復を考える際には、薬だけに頼るのではなく、保護・適切な活動・運動などを含めたケアが重要になります。
かつては「RICE(安静・冷却・圧迫・挙上)」が一般的でしたが、近年スポーツ医学では、回復フェーズに合わせて対応を変えていく「PEACE & LOVE(ピース・アンド・ラブ)」という新しい考え方が広まっています。
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■ よくある質問(Q&A)
Q. 病院で『ロキソニン』をもらいましたが、子どもに飲ませても大丈夫ですか?
A. お子様の解熱鎮痛薬は、年齢や体重、製品によって使用できる薬や用量が異なります。自己判断で大人用の薬を与えず、医師や薬剤師に確認しましょう。
例えば市販のロキソニンSシリーズなどは、15歳未満の小児は服用できないよう定められています。必ず年齢に適した処方・指導を受けてください。
Q. ケガをした直後、痛みが強いときはどうすればいいですか?
A. まずは患部を保護し、無理に動かさないようにしましょう。
痛みが激しい場合や腫れ・変形がある場合は、自己判断で薬を増やしたり冷やし続けたりせず、早めに医療機関を受診してください。
■ 整骨院でお手伝いできること
ケガの種類や程度によっては、まず医療機関での診断や治療が必要です。
そのうえで整骨院では、状態に応じて関節の動きや筋肉・関節の状態を確認し、日常生活やスポーツ現場への復帰に向けたサポートを行います。
- 身体の動きやバランスの確認: ケガをかばうことで生じた動きのクセや、負担のかかり方を確認します。
- 筋肉・関節の柔軟性アプローチ: 硬直した周囲の筋肉をやさしく緩め、関節の動きをスムーズにしていきます。
- セルフケア・段階的な運動指導: 回復期に合わせた、ご自宅でできるストレッチや負荷の調整方法をご案内します。
■ まとめ:勝田台駅前整骨院からのメッセージ
お子様がケガをしたとき、痛みを無理に我慢させる必要も、親御さんの自己判断で薬を足したり変更したりする必要もありません。
強い痛みや強い腫れ、変形、手足を動かせない・体重をかけられないといった症状がある場合は、まず医療機関で適切な診断を受けてください。
八千代市の勝田台駅前整骨院では、ケガからの復帰過程において、お一人おひとりの状態に合わせた施術や、ご自宅での適切なケア方法のアドバイスを行っています。
「そろそろ動かしてもいいのかな?」「復帰に向けたセルフケアを知りたい」など、回復期の身体の動かし方で気になることがあれば、お気軽に当院へご相談くださいね。
なお、この研究は6~17歳の急性四肢外傷を対象としたもので、すべてのケガや慢性的な痛みに当てはまるわけではありません。また、研究では1回の薬の投与から60分後の痛みを評価しているため、長期的な回復への影響を調べた研究ではありません。
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