ご用心！雪の日に気を付けてほしいケガ4選

２月。朝の気温が下がり、都内や千葉県でも積雪の予報が出ることもある季節です。

今回は、雪の降った時に特によく接骨院に来院されるケガを4つご紹介いたします。

簡単な手当のしかたも載っておりますので、すぐに治療に来られない場合は参考にしてみてください。

足首骨折：歩行中に足を滑らせ転倒することで足首を捻挫したり、骨折することがあります。
転んだ後に足首や指の付け根が腫れたり、軽く触っても痛いときは自分で何とかしようとはせずに整骨院や整形外科へ相談しましょう。すぐにかかれないときは、とりあえず患部を氷のうや氷水の入ったビニール袋などで冷やしながらなるべく動かさないように安静にしましょう。
手、指の骨折：同様に転倒した時に手や指を衝くことで、手や指の骨を痛め、骨折や脱臼することがあります。足首の時と同様に無理に引っ張ったり揉んだりせずに整骨院や整形外科へ相談しましょう。すぐにかかれないときは、とりあえず患部を氷のうや氷水の入ったビニール袋などで冷やしながらなるべく動かさないように安静にしましょう。
腰痛：雪が積もった日の１～２日くらい後に接骨院に急増する症状の一つが急性腰痛、ギックリ腰です。転んでしりもちをついた、慣れない雪かきをしていて腰を痛めた、などが原因としては多いです。
大半は筋膜を痛めたもので、整骨院の施術で症状が改善しますが、いかに当てはまる方は注意してください。
それは主に６０代以上の方で、しりもちをついた後座っていても寝ていても痛みが強い場合です。もしかしたら腰椎圧迫骨折といってしりもちをついた衝撃で背骨が押しつぶされてひびが入っている可能性があります。もし２，３日安静にしていても痛みがほとんどひかない場合は整形外科に一度相談してみてください。
肩こり、五十肩：長時間の掃除作業や雪かきなどで、肩に負担がかかり、肩こり、五十肩を引き起こすことがあります。普段動かさない方向へ繰り返し強い力を加えた際に筋肉や関節を傷めたり、疲労が蓄積し痛みがなかなか抜けないことがあります。
単純な筋疲労が原因の場合は、ストレッチや温かいお風呂にじっくりつかることでも改善が見られますが一，二日安静にしてみてもなかなか症状が改善されない場合は整骨院にご相談ください。

いかがでしたでしょうか。どれも、「もうすぐ治るかも」と治療を受けずに放置していると慢性化してしまい長期間にわたって症状が続いてしまう可能性があるケガばかりです。

「こんなことくらいで来て笑われないかしら・・・」などと心配せずに少しでも気になる痛みがある時は、お気軽にご相談ください。骨折や打撲、捻挫などの治療に関しては健康保険が適用できる場合もあります。

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